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日欧現代詩フェスティバルin東京
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    ポスター写真 12月10日に、翌日の宇都宮での少林寺拳法の指導のために、久しぶりに上京する機会があり、たまたま開催されていた「日欧現代詩フェスティバルin東京」のシンポジウムを聴講する機会を得た。高校時代からの友人である小田君が活動しているバンドでボーカルを担当している前田真理子さんがEUに勤務する関係から、私が関心を持つだろうということで案内をしてくれたことによる。
     グローバリズムのなかの詩を問う視点からの意見の交流であったが、ヨーロッパの詩人達の発言を聴く機会が少ないので、良い機会となった。
     根本的な問題意識の有無という点から考えると、日本側の発言者の内の3人ほどは駄目だった。司会は小林康夫さんで、かなり発言がかみ合うように誘導する努力をしていたが、その甲斐もなく、深い層での感情の交流、認識の共有には到達できなかったように判断する。
     ともあれどの文化圏に住み込んでいるにせよ、自分がいる場所で足元を見ながら、地平(水平線)を望みつつ、天を仰ぐところで、一つ一つの瞬間を生きていることをどれだけ手を抜かずにやるかが問題だということを実感した。
    シンポジウムの様子
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